一般のパソコンユーザーは、WindowsとMacにほぼ2極化しています。
Net Applications/NET MARKETSHARE調べで
2019年6月時点でのOSシェアの割合は、以下のようになっています。
- Windows … 約88%
- Mac … 約9%
- Linux、その他…約3%
ざっくり言えば、Windows9割、Mac1割と言ったところでしょうか。
私は普段Macを使用していますが、世間様はWindowsを使用している方が多いので、一応Windowsマシンも持ってます。
実際、Windowsだけにしかないアプリ、Macにしかないアプリも未だに存在しますが、最終的に出来ることはほぼ同じかなと思っています。
因みに、一般的に「パソコン」と呼ばれるものはWindowsを指し、
「Mac」はそのまま「Mac」と呼ばれる傾向にあります。(^^;)
実際はどちらも「パソコン」です。
もくじ
Windowsユーザーが「Macは使いにくい」と言う理由(特に初心者)
キーボードに違和感がある。
英語や数字などの一般キーが同じでも、
control ⌃やcommand ⌘キー等の特殊キーと呼ばれるキーに違和感があるようです。
変換法則は簡単です。
WindowsのCTRLキーはcommand ⌘に置き換えればOKで、
altキーは、option ⌥キーに置き換えればOKです。
(optionキーにはaltとも記載されています)
ただ、コピペ等で良く使うcommand ⌘/CTRL
通常は2つ以上のキーを同時に押す訳ですが、
WindowsではCTRLキーを小指で押すのに対し、Macはcommandキーを親指で押します。
Mac:親指でキーを押すメリット
→大抵の人は小指より親指の方が器用に動くので押しやすい。
Windows:小指でキーを押すメリット
→もうひとつのキーを遠くまで押せる。
この辺りは完全に好みの問題かもしれません。
カット&ペーストができない
WindowsではCTRL+X/CRTL+Vでカット&ペーストができていたものが、Macではこの方法ではできません。
ただし、以下のキーの組み合わせで可能となります。
command ⌘+C (通常コピーですが、次のキーでカット扱いとなる)
option ⌥+command ⌘ +V(ペースト)
ペーストの時にoptionキーも押すとカット&ペーストとなります。
確かにこれは不便だと、私も思います…。
マウスボタンにボタンがない/トラックパッドにボタンがない
いえ…あるのです。
ボタンらしく見えないだけでしっかりあります。
因みに大昔のMacマウスはボタンが1つしかない時代が長く続きましたが、現在は右クリックもできるボタンがついています。
MacBook等のノート型のトラックパッドに関しては、今でも右クリックボタンがないのですが、「2本指で触れる」または、「controlキーを押しながら通常のクリックする」で同じ動作ができます。
ここは好みはあるかもしれません。
ただ、それを置いてもMacBookまたはトラックパッドの性能は非常に良く、Windowsのどのトラックパッドと比べても、操作性は群を抜いています。
触っていて非常に気持良いです。
アプリの起動方法がわからない。
画面下にあるdocと呼ばれるランチャーをクリックすれば起動できますが、そこにない場合は、Launchpadのアイコン(ロケットのアイコン)をクリックすれば全アプリの一覧が表示されます。
Macユーザーも言いたい「ここがイヤだよWindows」
WindowsというよりMicrosoftへの不満。(超個人的な意見です。)
- OSのバージョンが変わる度にお金を取る。
→Windows10は例外中の例外ですが、基本Windowsのバージョンが上がる度に数万円徴収されます。そして古いOSはそこそこ速い段階で一方的にサポートを切られます。 - Microsoft Officeの価格が高すぎる。
→別で買うとめちゃくちゃ高い。Macはそれっぽいものが無料で付いてきます。
→全人類がMS Officeボイコットして、Libre Officeとかに移行したら良いんだと思います。 - IEの出来がひどすぎる。
→普通に使う人には大した問題ではないかもしれませんが、WEBサイト製作者にとってはMicrosoftが嫌いになる大きな要因。
バグだらけのくせにWindows標準アプリなのがタチ悪い。 - Windows/MS Officeのバージョンが変わる度に操作性がまるっきり変わってくる。
→Windows XP、7は良しとしても、Windows 8は異質。Windows 10もちょっと…。
→MS Officeも同じく毎回UIが変わって初心者混乱。Wordは根本的に嫌い。 - なんかダサい。
ケータイはiPhoneの方が使いやすいんですけどね…
パソコンはWindowsかな…
個人的には
Mac→スタイリッシュ。かゆいところに手が届かない。(有料で手に入る)
Win→ギーク。無料でも有料ソフトクオリティの機能が手に入る。でもダサい。
マウスやトラックパッドの感触がすべて→Mac
マウスメンドクせ。ショトカ一発でいいじゃん→Win
結局重要視してるところが違うので、
一生、相容れないのかもしれないですね。
「カット&ペーストができない」というのは誤解を招く表現だと思います。
おっしゃる「Command + C → Option + Command + V」で、Windowsのカット&ペーストに近い動作になるのはFinderでのファイル操作だけで、
それ以外のほとんどのアプリでは「Command + X → Command + V」でカット&ペーストです。
(Finderでも、ファイル名等のテキストのカット&ペーストはCommand + X → Command + Vです)