MacのFinder操作すると、今まで使ったアプリや開いた書類などが履歴として記録され表示されます。
使う人によっては便利かもしれませんが、プライベート保護という観点から言うと不要かもしれません。
今回は使用履歴を削除したり表示させない方法を紹介します。
Macでは、アプリや書類を使用した履歴のことを「最近使った項目」と呼び、以下の2箇所に表示されてしまいます。
- アップルメニューに表示される「最近使った項目」
- Finderに表示される「最近使った項目」
プライベート保護という観点からすると、上記のどれか1つだけでなく、この2つとも非表示設定しないと意味がありません。
ということで、以下に具体的な手順を説明します。
動作環境:Mac OS Catalina(10.15.3)
アップルメニューの「最近使った項目」を消す方法
アップルメニューの「最近使った項目」を選択すると、過去に使ったアプリケーションや書類、サーバーが表示されます。
今回だけリスト削除する手順
ここに表示される使用履歴リストを削除するには、「最近使った項目」→「メニューを消去」を選択します。
使用履歴をずっと表示させない手順
上記の方法で「アップルメニューからのファイル使用履歴」を一時的に削除することができますが、再度アプリを起動したり書類を開いた場合は、履歴として再度表示されてしまいます。
以下は、アップルメニューに使用履歴をずっと表示させなくする方法です。
「システム環境設定」の「一般」をクリック。
「最近使った項目」の数を「0」にする。
アップルメニューの「最近使った項目」自体がなくなります。
Finder上の「最近使った項目」を表示させない方法
Finderでも「最近使った項目」があり、ファイルの使用履歴が表示されてしまいます。
ここに表示されているファイルは実ファイルなので、削除してしまうと元ファイルも削除されてしまいまうので注意!!
手順
Finderで「最近の項目」を表示させない方法手順を説明します。
まずは、デスクトップを一度クリックして、Finderをアクティブにして、
「Finder」→「環境設定」をクリック。
または、command ⌘+,
Finder環境設定画面の「サイドバー」を選択し、「最近使った項目」のチェックをはずします。
次に「一般」を選択し、
「新規Fiinderウインドウで次を表示:」の項目を「最近使った項目」以外を選択。
これでFinderから「最近使った項目」へアクセスすることができなくなります。
まとめ
以上、Macの操作履歴を消す方法を説明しました。
- 履歴機能は一切不要。
- 使用Macが共有のもので、いじったファイルを第三者に見られたくない。
- いろいろ設定した後、第三者にMacを売る予定。
このような場合は、今回の設定で履歴をキレイにすると良いかと思います。
(2)Finderに表示される「最近使った項目」
「今回だけリスト削除する手順」はどのような操作を行えば良いのでしょうか。
記載の手順は(1)の「使用履歴をずっと表示させない手順」と同じで
Command + Shift + F を押下するとFinderに表示されてしまいます。