【Mac】DHCPから固定IPへ:ローカルIPアドレスの設定方法

Mac
スポンサーリンク

IPアドレスとは?

IPアドレスとは、ネットワーク上でデバイスを識別するためのユニークなアドレスです。
IPアドレスには、インターネットに接続するための「グローバルIPアドレス」と、家庭内や職場内のネットワークで使われる「ローカルIPアドレス」の2種類があります。

ローカルIPアドレスは、ルーターによって自動的に割り当てられますが、これを固定することでネットワークの安定性や管理のしやすさが向上します。

この記事では、MacでローカルIPアドレスを固定する方法を説明します。

通常、ローカルIPアドレスはDHCPサーバを利用して自動的に設定されます。
しかし、このローカルIPアドレスは固定ではなく、Wi-FiルーターやPCの再起動により毎回変わってしまいます。

一般的にはローカルIPアドレスが変わっても問題はありませんが、ローカルIPを固定することで、ネットワークの構築・管理がしやすくなったり、ネット遅延が起こりにくくなります。

注意点:

ルータ等の通信機器を入れ替えた場合はネットワークがつながらなくなる可能性があるので、設定値の見直しが必要となります。

本体:iMac 2017(Retina 5K, 27inch)
OS:Ventura(13.6.6)
  • STEP.1
    システム設定

    アップルメニューから「システム設定..」を選択します。アップルメニュー/システム設定
  • STEP.2
    ネットワーク

    「ネットワーク」をクリックし、設定したいネットワークを選択します。

    今回は、例として、Wi-Fiを設定してみます。system-network

  • STEP.3
    Wi-Fi

    「詳細…」ボタンをクリックします。

  • STEP.4
    TCP/IP設定

    TCP/IPをクリック後、「IPv4の構成」の設定欄を、「手入力」に変更します。
  • STEP.5
    IPアドレスなどの入力

    IPアドレス、サブネットマスク、ルーターの各IPアドレスを入力し、OKボタンを押します。ユーザIDとパスワードを入力して、ロックを解除して設定が確定します。

以上で設定完了です。
これでローカルIPアドレスが固定されました。

固定IPアドレスを設定する際は、以下の点に注意してください:

  • 同一ネットワーク内で重複しないIPアドレスを設定する
  • サブネットマスクとルーターのIPアドレスを正しく設定する
  • 設定後は、ネットワークの接続状況を確認する
ローカルIPアドレスを確認する方法(Mac/Windows)
2種類のIPアドレス IPアドレスには、「グローバルIPアドレス」と「ローカルIPアドレス」の2種類が存在します。 違い...

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました