HEICファイルをJPEGファイルに変換する方法(Mac/Windows)

Mac
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HEICファイルとは

HEICとは、Appleが独自に開発・採用している割と新し目の画像フォーマットのことです。

読み方は「ヘイク」または、そのまま「エイチ・イー・アイ・シー」と呼びます。
(ヘイクの方が読みやすいですね。)

特徴としては、「高画質・低容量」でして、
画像によっては、JPEGに比べ容量が半分以下で且つPEGより高画質というなかなかのイケてる次世代画像フォーマットです。

ただ、唯一の欠点といえばは、「汎用性・互換性に乏しい」ことです。

例えば、Webサイトに掲載できる画像フォーマットは、JPEG、PNG、GIFあたりが一般的ですが、2021年8月現在、主要なブラウザはどれもHEIFフォーマットに対応していません。

今後はSafariあたりが対応する可能性はありますが、Apple独自のフォーマットは、おそらくWeb界では一般的にはならないと思われます。
どんなに優れているフォーマット規格だとしても、ブラウザが対応しないのであればWEBの世界では「使えないフォーマット規格」となります。

HEICからJPEG、PNG等に変換する方法

そんなHEICですが、撮影元デバイスのiPhoneやiPadから取り出して、サイト等で利用したい場合は、PEGやPNGに変換してあげます。

変換のやり方は色々あるので、お好みの方法で変換してください。

macOS標準機能での変換

macOS Montereyから標準で画像フォーマット変換機能が搭載されました。

変換WEBサービス(無料)

少量の画像ファイルであれば、最もお気軽に変換することができます。

アップロード→変換→ダウンロードという手順を踏むので、最終的な変換スピードはネット環境に依存します。

いろいろなサイトがありますが、使用勝手や変換後の画像品質が違うのでお好みのものを。

フリーウェア(無料)

フリーウェアをPCにインストールしてサクサクっと変換する方法。
ネット環境がなくとも使用でき、大量にファイルを処理したい場合は便利です。
個人的には、iMazing HEIC Converterがオススメです。

Mac用

Windows用

iPhone/iPad用

以下の記事は、iMage Tools(Mac用)を使った変換方法です。
画像をリサイズするフリーウェアですが、ファイル変換も可能です。

その他の方法

WindowsのフォトやMacのプレビューから変換

OS内に最初から入っている画像閲覧アプリ(Windowであれば「フォト」、Macであれば「プレビュー」)
これらのアプリから変換することも可能です。

以下は一括リサイズの記事ですが、保存時にファイル変換も可能です。

その他、Photoshop、Lightroom等の画像編集アプリからももちろん変換可能です。

GoogleフォトやAmazon Photosにアップする。

GoogleフォトやAmazon PhotosはHEICフォーマットを自動的にJPEG等に変換してくれるので、一旦それらのサービスに画像をアップすれば変換されたファイルを取り出すことができます。

拡張子を強制的に変える(ダメなやり方)

拡張子を「.HEIC」から「.JPEG」に変換すると、JPEGになります。

…が!

これは擬似的に変更しているだけなので、最もやってはいけない方法です。

ファイルに別の拡張子を付けることは基本NGです。
一見変換されたと思っても、いろいろなトラブルの原因になるのでやめましょう。
因みに、この方法で変換したファイルは、WEBサーバーにアップしても使用することはできません。

Windowsのみですが、
もし、本当の拡張子が何かわからなくなってしまった場合は、WinExChange(「極窓」を開発したNTSOFT製)等の拡張子判断アプリで調べることができます。

 

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