Mac起動時またはユーザログイン時に自動的に任意のアプリを起動させる方法を解説します。
毎回必ず使用するアプリ、例えばメーラーやリマインダー等、その他のちょっとしたユーティリティ等、ログインと同時に起動してくれると非常に便利かと思います。
アプリケーションによっては「Mac起動時に自動的に立ち上げる」的な設定があるものもありますが、今回はそういった項目がない場合のやり方となります。
本体:iMac 2017(Retina 5K, 27inch)
OS:macOS Monterey(12.1)
- STEP.1システム環境設定アップルメニューから「システム環境設定」を選択します。
- STEP.2「ユーザとグループ」をクリックします。
- STEP.3「ログイン項目」タブをクリックした後、「+」ボタンをクリックします。
- STEP.4起動したいアプリを選択し、「追加」ボタンをクリックします。
例として、今回は「メール.app」を選択します。アプリ選択時、「アプリケーション」フォルダにフォーカスされていない場合は、サイドバーから移動するか、shift ⇧ + command ⌘ + Aでアプリケーションフォルダへ移動します。
- STEP.5
リストに登録された事を確認します。
確認されたらウインドウを閉じてもOKです。
次回ログイン時には、このログイン項目のアプリが自動的に起動します。macOS Montereyは上記の設定を行ってもリストにリアルタイムに反映されないというバグがあるようです。
リストに反映されないだけで内部的には登録されているので、一度設定画面を閉じて再度表示したり、鍵アイコンからユーザアンロックしたりすると画面に反映されます。因みに、各アプリケーションの右にある「非表示」のチェックボックスは、こっそり自動起動させる設定です。
ログイン時に画面に表示したくない場合に便利です。
自動起動させたくない場合
逆に起動させたくないアプリがある場合は、STEP.3でアプリを選択し「-」ボタンをクリックします。
リストからはアプリが消えますが、アプリ自体消える訳ではありません。
自動起動させる利点と注意点
以上、Macを起動時、またはログイン時にアプリケーションを自動起動させる方法の解説でした。
通常、アプリケーションを起動する際には、HDDやSSD内にあるアプリケーションプログラムをメモリ内に読み込む必要があり、この際にアプリケーションによっては起動時間が数秒かかってしまい、何かとユーザのストレスになります。
また、メニューバーにユーティリティを常に表示させておきたい場合なども、自動起動は重宝します。
毎回起動するアプリが決まっていいるのであれば、自動起動設定しておくとかなり便利かと思います。
注意点としては、沢山の起動アプリを登録しすぎるとログイン時に一気に負荷がかかり動作が遅くなったり、メモリを大量消費してしまいます。
特にAdobe等のビッグサイズアプリ登録はほどほどにしておきましょう。
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