2019年10月、待望の新macOS、Catalinaがリリースされました。
我がiMac2017も無事アップデートできましたが、いくつか問題が発生しました。
そのひとつが、「Catalinaにしたら、ヒラギノ角ゴPro/ProNが消える問題」です。
この、ヒラギノ角ゴPro/ProNは、今まで一般的に使用されているフォントで、各サイトでもデフォルトフォントとして設定している場合もよく見かけます。
ヒラギノ角ゴPro/ProNにフォント設定しているサイトをChromeで見ると表示フォントが変わります。
font-family:”Hiragino Kaku Gothic Pro”;
font-family:”Hiragino Kaku Gothic ProN”;
…という感じでCSS指定しているサイトは、特定の条件下でフォントが明朝に変わってしまいます。
(何も明朝に変わらなくとも…)
- 確認できた例
- macOS Catalina
- Chrome 77(以前のバージョンは不明)
これは、Catalinaに「ヒラギノ角ゴPro/ProN」が搭載されなくなったことと、Chromeのデフォルトフォントの問題です。
因みに、FirefoxやSafariではCatalinaになっても明朝文字には変化しません。
なぜヒラギノ角ゴPro/ProNがなくなったのかは不明ですが、
サイト制作者側は、この問題を解消すべくフォントファミリーを変更した方が良いかと思います。
サイト閲覧の時に「明朝文字に違和感がある」場合は、Chromeのデフォルトフォント設定を変更することにより一応解決します。
Chromeのデフォルトフォントの変更方法
- STEP.1chromeの設定画面に入る
ウインドウ右上の「」をクリック。
または、⌘+, - STEP.2フォントをカスタマイズ
デザイン「フォントをカスタマイズ」ををクリックする。
- STEP.3フォントの変更
「標準フォント」や「Sans Serifフォント」の設定箇所を「ヒラギノ角ゴシック」に変更する。
最後に
「ヒラギノ明朝ProN」や「ヒラギノ丸ゴProN」はあるのに、「ヒラギノ角ゴPro/N」が無くなったのが謎です。
OSアップデートしただけなのに、過去フォントを強制的に消してしまうのどうなの?と思う訳ですが何か大人の理由があるのでしょう。
因みに、私はこのサイト以外にいくつかサイトを運営していますが、完全明朝サイトになってしまったので、WEBフォントに切り替えました。
因みに、通常WEBフォントは利用料金が必要となりますが、「エックスサーバー」であれば無料でWEBフォントが使用できます。オススメ!
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