【Mac】消してしまったシステムフォントの復活方法とMacOS別デフォルトフォント

macOSに最初からインストールされている標準フォント（システムフォント）を誤って削除してしまっても、再ダウンロードして復活させることができます。

消してしまったシステムフォント（標準フォント）を復活させる方法

Macにおけるフォントの格納場所

Macでは、フォント種類やインストール方法によって以下のフォルダにフォントが格納されます。

1. システムフォント

/System/Library/Fonts/

（例：Macintosh HD→システム→ライブラリ→Fonts）

主にOSが使用するシステムフォント、標準フォントが格納されています。
ユーザーがこのフォルダに直接フォントを追加することは推奨されません。

2. ライブラリフォント

/Library/Fonts/

（例：Macintosh HD→ライブラリ→Fonts）

システムフォント以外で、全てのユーザが使用できるフォントが入っているフォルダです。

3. ユーザフォント

/Users/[ユーザ名]/Library/Fonts/

（例：Macintosh HD→ユーザ→[ユーザ名]→ライブラリ→Fonts）

ログインユーザのみが使用できるフォントが格納されています。
この「ライブラリ」フォルダは不可視フォルダです。

「ライブラリ」フォルダは、Finderの「移動」メニュー内で、
optionを押すことにより表示されます。

4. その他 ： フォント管理アプリを使用している場合

Suitcase Fusionなどのフォント管理アプリを使用している場合、フォントの格納場所はアプリの設定に依存します。
通常、アプリ独自のフォントバックアップフォルダが作成され、そこにフォントが格納されます。

フリーフォントを消してしまった場合

システムフォントではなく、フリーフォントを間違ってMacから消してしまった場合は、配布サイトからダウンロード＆インストールしてください。

Adobe Fontsのフォントを消してしまった場合

Adobe Fontsを間違って消してしまった場合は、以下のサイトからダウンロード＆インストールしてください。

Adobe Fonts

Adobe Fonts partners with the world’s leading type foundries...

fonts.adobe.com

Adobeとサブスク契約している場合は、いつでもダウンロードして使用することができます。

フォントのインストール場所の設定

フォントフォルダをダブルクリックしてインストールする際、現在のユーザか全てのユーザかを選択することができます。
使用環境によって設定を行ってください。
デフォルトは「現在のユーザ」（/Users/[ユーザ名]/Library/Fonts）です。

macOS別、プリインストールされている標準フォント（システムフォント）一覧

macOSにデフォルトで入っているフォントの一覧です。