OSって何?初心者でもわかりやすいように説明します。

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「OS」という言葉、聞いたことはあるけれど、実際には何なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者の方でもわかりやすいように、OSの基本的な役割や種類について詳しく説明します。

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OSって何?

WikipediaのOS解説によると。

オペレーティングシステム(英語: Operating System、OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェアである。

オペレーティングシステムは通常、ユーザやアプリケーションプログラムとハードウェアの中間に位置し、ユーザやアプリケーションプログラムに対して標準的なインターフェースを提供すると同時に、ハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。

……

もう全く訳わからんです。

ざっくり簡単に言うと

ハードウェアとアプリ(ソフトウェア)の中間の位置する
「ハードとアプリを橋渡ししてくれるソフトウェア」です。

スマホで良く使われる「アプリ」という言葉は正確には「アプリケーションソフトウェア」の略語です。

余談ですが、ハードディスクのことを「ハード」と呼ぶ人がよくいます。
大枠では間違ってはいないのですが、できればハードディスクは「ハードディスク」とよんで欲しいです。

 

アプリ、OS,ハードウェアの関係

OSの主な役割

OSは、主に以下の3つの役割を担っています。

ハードウェアの管理

CPU、メモリ、ストレージ、プリンターなどのハードウェア資源を効率的に管理し、各プログラムが効率的に利用できるようにします。

  • メモリ管理:
    アプリケーションソフトが使用するメモリ領域を割り当て、解放します。
  • デバイスドライバの管理:
    プリンターやキーボードなどの周辺機器を制御するためのデバイスドライバをロードし、アンロードします。
  • ファイル管理:
    ハードディスクやSSDに保存されているファイルを管理します。
  • 電源管理:
    パソコンやスマホの電源をオン/オフしたり、省電力モードに切り替えたりします。

ソフトウェアの管理

アプリケーションソフトやユーティリティソフトなどのソフトウェアを起動、実行、終了させます。

  • プログラムのロード:
    アプリケーションソフトに必要なプログラムファイルをメモリに読み込みます。
  • プロセスの管理:
    複数のプログラムが同時に実行されている場合、それぞれにCPU時間を割り当て、処理を順番に行います。
  • ファイルの入出力:
    アプリケーションソフトがファイルにアクセスできるようにします。
  • エラー処理:
    アプリケーションソフトでエラーが発生した場合、適切な処理を行います。

ユーザーとのインタラクション

ユーザーがパソコンやスマホを操作するための画面やメニューなどを提供します。

  • デスクトップの管理:
    デスクトップにアイコンやウィジェットを表示したり、壁紙を設定したりします。
  • ウィンドウの管理:
    アプリケーションソフトのウィンドウを表示、移動、リサイズします。
  • メニューの表示:
    ユーザーが操作を実行するためのメニューを表示します。
  • 入力デバイスの管理:
    キーボードやマウスからの入力を処理します。

OSの歴史

OSは、コンピュータの進化とともに発展してきました。

  • 1940年代: 最初のOSである ENIAC 用 OS が開発されました。
  • 1950年代: マルチタスク機能やマルチユーザー機能を備えた OS が開発されました。
  • 1960年代: UNIX のような汎用 OS が開発されました。
  • 1970年代: マイクロソフトが MS-DOS を開発し、PC 用 OS 市場が確立されました。
  • 1980年代: アップルが Macintosh 用 OS を開発し、GUI 搭載 OS が普及し始めました。
  • 1990年代: マイクロソフトが Windows 95 を発売し、Windows が PC 用 OS の主流となりました。
  • 2000年代: Linux がオープンソース OS として普及し始めました。
  • 2010年代: スマートフォンやタブレット端末が普及し、Android や iOS などのモバイル OS が主流となりました。
  • 2020年代: クラウドコンピューティングや人工知能の発展に伴い、OS にも新しい機能が追加されています。

代表的なOS

世の中には多くの種類のOSがありますが、代表的なものをいくつか紹介します。

Windows

マイクロソフトが開発したOSで、世界中で最も広く使われています。
単に「Windows」と言うと、パソコンの事を意味する場合も多い。

【参考:歴代のWindows】
(※コメントは超個人的意見です)

  • Windows 3.1(CUIMicroSoftががんばったGUIとはこういうものかと体験させてくれたが実質使い物にならず。)
  • Windows 95(MacのGUIに似させたヤツ)
  • Windows 98(MacのGUIに似させたヤツ2号)
  • Windows 2000(NT系のWindows。当時としては安定してた)
  • Windows Me(ミレニアムイヤーに発売された伝説のダメOS)
  • Windows XP(安定のロングセラーOS)
  • Windows Vista(不安定でとにかく重い。買ってはダメOS。駄作)
  • Windows 7(比較的安定感あり。結構人気。)
  • Windows 8(タッチパネル操作可能だが、むりやり感が否めない。安定性は悪くないが個人的に嫌い)
  • Windows 10(「全員コレか11にしないと、これからは面倒みないよ!」とMicroSoftが申しております。)
  • Windows 11(Windows10の流れをくんだ最新のWindows)

macOS

アップルが開発したOSで、Macに搭載されています。
デザインが美しく、クリエイティブな作業に向いていると評判です。
macOSは、直感的なユーザーインターフェースと高いセキュリティが特徴で、多くのクリエイターやデザイナーに愛用されています。

【参考:歴代のmacのOS】

  • System 6
  • 漢字Talk(System 7)
  • Mac OS 7系
  • Mac OS 8系
  • Mac OS 9系( Clas)
  • Mac OS X(UNIXベースのOSになり、劇的な安定化)
  • macOS(現在のmacのOSは全てmacOS xxx)

基本的な操作感は、OS Xになってからあまり変わっていない印象(良い意味で)

Linux

無料で使えるオープンソースのOS。
主にサーバーやプログラミングの世界で使われることが多いですが、一般ユーザー向けのディストリビューション(例えばUbuntu)もあります。
Linuxはカスタマイズ性が高く、自分好みにシステムを構築できるのが魅力です。

Android

スマートフォンやタブレット用のOSで、グーグルが開発しました。
多くのメーカーのスマートフォンに搭載されており、カスタマイズ性が高いのが特徴です。
Androidは、アプリの豊富さと柔軟なカスタマイズ機能で、多くのユーザーに支持されています。

iOS

アップルが開発したスマートフォンやタブレット用のOSで、iPhoneやiPadに搭載されています。
直感的な操作性が特徴で、初心者でも簡単に使いこなせるように設計されています。
iOSは、セキュリティの高さ、そしてアップル製品との連携がすばらしく簡単。

OSの最新動向

近年、OSは以下のような新しい動向があります。

  • クラウドコンピューティング:
    OSは、クラウド上のリソースを直接管理するのではなく、クラウドサービスとの連携機能を提供します。
  • 人工知能(AI)や機械学習:
    AI や機械学習の技術は、OS 自体に組み込まれるのではなく、OS 上で動作するアプリケーションで使用されます。
  • IoT(Internet of Things):
    スマートホームデバイスや自動運転車など、多様な機器がインターネットに接続される「IoT」の時代において、OSの役割はますます重要になっていくでしょう。

まとめ

OSは、コンピュータやスマートフォンを動かすための基本的なソフトウェアであり、ハードウェアやソフトウェアを管理し、ユーザーがデバイスを操作するためのインターフェースを提供します。
Windows、macOS、Linux、Android、iOSといった代表的なOSについても紹介しました。

初心者の方でも、これでOSについて少し理解が深まったのではないでしょうか。

以上

 

 

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