デスクトップに置いてあるファイルやフォルダを選択したい場合、現在表示されているウインドウやアプリ画面が邪魔な場合があります。
ウインドウをひとつひとつ最小化させても良いのですが、一瞬でデスクトップ画面を表示させる方法があるのでご紹介します。
本体:iMac 2017(Retina 5K, 27インチ)
OS:MacOS Big Sur(11.1)
方法1:初期値のキーボードショートカットを使用
Macには、Windowsマシンと同様に様々な機能をワンタッチで発動させるためのファンクションキーが備わっています。
例えば、F1・F2はディスプレイ照度の調整、F3はミッションコントロール、F4はLanchPad、F7〜F12はオーディオ関係などです。(Macの機種によって変わるかもしれません)
そして、肝心の「ディスプレイ画面表示のショートカット」は、以下のようになります。
fn + F10
とりあえずはこのショートカットで機能させることができます。
慣れれば問題ないのかもしれませんが、複数のキーを組み合わせるということであまり使い勝手がよくありません。
「ちょっと抑えづらくって使いづらいな…」
「覚えにくいな…」
「そもそもfnキーってどこ?」
そんな時は以下の方法を試してください。
※fnキーは、「エフエヌキー」と読みます。
方法2:カスタマイズしたキーボードショートカットを使用
方法1の方法がしっくりこない場合は、ショートカットキーをカスタマイズして自分好みのキーへ割り当てましょう。
特別なフリーウェアなどをインストール必要はなく、Mac標準でそういった機能を持っています。
設定方法
- STEP.1アップルメニューから「システム環境設定」を選択。
- STEP.2キーボードを選択。システム環境設定画面からキーボードを選択します。
- STEP.3割当するキーを入力。
- 画面上部の「ショートカット」タブをクリック。
- 画面中央左部の「Mission Control」をクリック。
- 画面中央右部の「ディスクトップを表示」をクリック。
- F11の部分をクリック。
- 割り当てたい任意のキーを押す(例:「F5」を押す)
※ファンクションキーだけでなく、⌘キー、altキーなどの組み合わせでも可能です。
但し、既に割り当てられているキーを上書きで割り当てることはできません。
個人的には、F5キーをディスプレイ表示に割り当てています。
※「デフォルトに戻す」ボタンを押せば、もとの初期状態に戻るので安心して割当定義してください。
方法3:ホットコーナーを使用
ショートカットキーだけでなく、マウスカーソルの操作だけでディスクトップ画面を表示させることができます。
これもMac標準で備わっている機能で、マウスカーソルを画面の四隅に持っていくと、特定の機能を発動させることができます。計4つ定義することができます。
初期状態では機能しないのでカスタマイズ設定します。
やり方は簡単です。
設定方法
- STEP.1アップルメニューから「システム環境設定」を選択。
- STEP.2「デスクトップとスクリーンセーバ」を選択。
- STEP.3ホットコーナーを選択
- 「スクリーンセーバ」タブをクリック。
- 「ホットコーナー…」をクリック。
- STEP.4任意のコーナーへ機能割り当て
任意のコーナーを選択した後、「ディスクトップ」を選択します。
(※画面は、左上を選択しています。)因みにホットコーナーには以下の機能を割り当てることができます。
- スクリーンセーバーを開始する。
- スクリーンセーバーを無効にする。
- Mission Control
- アプリケーションウインドウ
- デスクトップ(←今回チョイスしたもの)
- 通知センター
- LaunchPad
- ディスプレイをスリープさせる
- 画面をロック
方法4:トラックパッドを使用
MacBookやトラックパッドを使用してる場合はジェスチャー(指の操作)でデスクトップ画面を表示させることができます。
この機能は初期状態で設定されていますので特別な設定は不要です。
やり方は、トラックパッド上で、親指+他の3本指を素早く外側に広げます。
外に指を広げると、ディスクトップ画面の表示。
逆に指を狭めると、表示されていたウインドウが元に戻ります。
まとめ
散らかったウインドウ下のデスクトップを一瞬で表示させる方法を4つ紹介しました。
個人的には、キーボードショートカットをファンクションキーに割り当てるやり方(使用方法2)が一番スピーディで使いやすいと思っています。