【Mac】拡張子.weblocがSarari以外で開けなくなった時の対処法

スポンサーリンク
本体:iMac 2017(Retina 5K, 27inch)
OS:macOS Ventura(13.1)

任意のWEBページのショートカットでもある「.webloc」ファイル。

このファイルをダブルクリックして開く際、Safariでしか開けなくなった場合の対処法です。

この現象は、macOS Ventura(13.1)から多く発生しているようです。
バグというよりは、仕様と称したAppleお得意の囲い込みかもしれません…。
スポンサーリンク

現象

通常であれば、ファイルの情報(command ⌘ + i )から、デフォルトアプリケーションを選択後、「すべてを変更…」すれば、デフォルトアプリを変更することができますが、
「このアプリケーションで開く:」の項目が、グレーアウトしてSafariで固定され変更できなくなる現象が出る場合があります。

因みに、webloc拡張子のファイル以外は、普通に変更することはでる状態です。

※エラーコード:10283が表示される場合もあります。

解決方法

1、Macを再起動してみる。

何か不具合があった場合は、伝家の宝刀「再起動」。

2、デフォルトブラウザを変更する。

「システム設定」→「デスクトップとDock」から「デフォルトのWebブラウザ」を変更する。

3、macOSを最新にバージョンアップする。

macOS Ventura(13)のバグであれば、最新のmacOSにバージョンアップすれば解決するかもしれません。

【Mac】macOSを手動でアップデートする方法
最新のmacOS手動でアップデートする方法の解説です。Macに限ったことではありませんが、パソコンやスマホは、セキュリテ...

4、専用アプリ「SwiftDefaultApps」を入れる

もし、macOSの新たな仕様であれば、上記の2つの方法では治らないはずです。

そんな時は、SwiftDefaultAppsを導入します。

このSwiftDefaultAppsは、「システム設定」に設定パネルを追加しするアプリです。

  • STEP.1
    SwiftDefaultAppsをダウンロード
  • STEP.2
    SwiftDefaultApps.prefpaneを起動

    zipファイルを展開した後、「SwiftDefaultApps.prefpane」 をダブルクリックして起動&インストールします。

  • STEP.3

    アラートが表示されるので「インストール」をクリックします。

  • STEP.4
    デフォルトブラウザを設定

    インストールが完了すると、システム設定の項目に「SwiftDefaultApps」が追加されます。

    「SwiftDefaultApps」をクリックした後、「Internet」タブの「Web Browser」項目を選択し、好みのブラウザを選択します。
    (今回はGoogle Chrome.appを選択しています。)

  • STEP.5
    weblocファイルのデフォルトブラウザの設定

    次に、「Uniform Type Identifiers」タブをクリック後、
    com.apple.web-internet-location」の項目から、使用したいブラウザを選択します。

    もし、一覧に使用したいブラウザがない場合は、「Other…」から、アプリケーションを選択します。

    ※「com.apple.web-internet-location」の項目がない場合は、macOSを13.2以上にアップデートしてください。

  • STEP.6
    動作確認
  • 以上で設定完了です。
    動作確認の為、「.weblocファイル」をダブルクリックして開いてみてください。

    また、「.weblocファイル」の情報を表示(command ⌘ + i )すると、
    「このアプリケーションで開く:」の項目が、指定したブラウザになっているかと思います。

    ちなみに、SwiftDefaultAppsが不要になった場合は、
    システム設定内のSwiftDefaultApps項目を右クリックして、「”SwiftDefaultApps”設定パネルを削除」を選択すれば、項目を消すことができます。
    再表示させるには、STEP.2の「SwiftDefaultApps.prefpane」が必要となります。

それでもダメ時の臨時的な対処法

上記の方法でもダメな場合は、バグ解決または、仕様変更されるのを待つしかありませんが、臨時的な対処法は以下のとおりです。

方法1:コンテキストメニューから選択する。

weblocファイルを右クリック→「このアプリケーションで開く」→(任意のブラウザ)から開くことができます。

ただし、この段階で、以下のエラーが表示される場合があります。

「項目”○○○.webloc”を選択したアプリケーションで常に開くように変更できません。
項目はロックされているか、破損しているか、または変更するアクセス権のないフォルダにあります。
(エラーコード-10823)。」

その際は、方法2を試してみてください。

方法2:ブラウザへドラッグ&ドロップする。

weblocファイルをダブルクリックするとSafariが起動してしまうので、ダブルクリックはせず、
weblocファイルをChromeやFirefox等のブラウザへドラッグ&ドロップすると開くことができます。

根本的な解決にはなっていませんがmacOSのバグ(?)が修正されるまではこれで対処するしかなさそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました