SuperClaudeコマンド逆引き表 ― 「やりたいこと」から探すチートシート

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「SuperClaudeを入れてみたけど、結局どのコマンドを使えばいいんだっけ?」
そんな時にコマンド名からではなく、「やりたいこと」から逆引きできる表をまとめました。

この記事は前回のコマンド完全ガイド前々回のSkills/Hooks解説の続編です。
各コマンドについて、Claude Code標準機能(Skills・Hooks・Plan Mode・サブエージェントなど)で同じことができるかどうかも合わせて確認できるようにしています。

この記事の要約(忙しい人向け)

  • 全30コマンドを「やりたいこと」から逆引きできる一覧表を用意
  • 各コマンドに、Claude Code標準機能で代替できるかの目安として色分けバッジ(代替可・一部代替・独自機能)を付与
  • 実装・テスト・改善など「日常的な作業」の大半は「代替可」バッジで標準機能に置き換え可能。
    複数視点レビューや専門コマンド体系は「独自機能」バッジ、SuperClaude独自の強み

1. この記事の使い方

下の表の「標準機能での代替」列には、次の3種類のバッジを付けています。
代替可 会話・Plan Mode・Skills・Hooks・サブエージェントなど、Claude Code標準機能でほぼ同等のことができる
一部代替 近いことはできるが、SuperClaude側の型(オプション指定・出力形式など)に独自の価値が残る
独自機能 SuperClaude独自の機能で、標準機能での代替手段がほぼない

迷ったら「まず標準機能で試し、物足りなければSuperClaudeのコマンドを検討する」のが基本方針です。

2. 逆引き表:やりたいことから探す

計画・設計系

やりたいことコマンド標準機能での代替
曖昧なアイデアを要件レベルまで固めたい/sc:brainstorm一部代替 Plan Modeや会話で質問を重ねれば近いことは可能。ソクラテス式の”型”はSuperClaude側が強い
アーキテクチャ・API・DB設計をしたい(実装はしない)/sc:design代替可 Plan Modeで「設計だけ」を依頼すれば同等
タスクの工数・複雑度を見積もりたい/sc:estimate代替可 会話で見積もりを依頼すれば標準機能でも可能
仕様を複数の専門家視点でレビューしたい/sc:spec-panel独自機能 複数視点レビューという型はSuperClaude独自

開発系

やりたいことコマンド標準機能での代替
機能・コンポーネントを実装したい/sc:implement代替可 通常の実装依頼で標準機能でも可能
ビルド・コンパイルを行いたい/sc:build代替可 Bashツールで標準機能でも可能
既存コードを改善したい/sc:improve代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能
技術的負債を削減・リファクタリングしたい/sc:cleanup代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能
コードを説明・ドキュメント化したい/sc:explain代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能

テスト・品質系

やりたいことコマンド標準機能での代替
テストを実行・生成したい/sc:test代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能
コード・アーキテクチャの品質を分析したい/sc:analyze一部代替 会話でも可能だが、--focus security等の構造化されたオプション指定はSuperClaude側が便利
デバッグ・根本原因を調査したい/sc:troubleshoot代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能
作業内容を振り返りたい/sc:reflect代替可 会話で依頼すれば標準機能でも可能

ドキュメント系

やりたいことコマンド標準機能での代替
ドキュメントを生成したい/sc:document代替可 前回記事のSkill作成例のように、SKILL.mdを1つ書けば同じ結果を標準機能で再現できる
コマンド一覧・使い方を確認したい/sc:help代替可 Claude Code標準の/helpで確認可能

バージョン管理

やりたいことコマンド標準機能での代替
Git操作(スマートコミットメッセージ等)を支援してほしい/sc:git代替可 Claude Codeは通常の会話でコミットメッセージ生成やGit操作を行えるため、標準機能でもほぼ同等

プロジェクト管理系

やりたいことコマンド標準機能での代替
プロジェクト管理ワークフロー全般を回したい/sc:pm独自機能 専用のワークフロー化はSuperClaude独自
タスクを管理・追跡したい/sc:task代替可 Claude Code標準のタスク管理機能(ToDoリスト)で代替可能
PRD等から実装計画だけを作りたい(コードは書かない)/sc:workflow代替可 Plan Modeで「計画のみ」を依頼すれば同等

リサーチ・分析系

やりたいことコマンド標準機能での代替
複数の検索を並列実行して深く調査したい/sc:research一部代替 Web検索やリサーチ用のサブエージェントで近いことは可能だが、「深さ4段階」「並列実行」という型はSuperClaude独自
ビジネス分析を複数の専門家視点で行いたい/sc:business-panel独自機能 複数視点分析という型はSuperClaude独自

ユーティリティ系

やりたいことコマンド標準機能での代替
専門特化エージェントを呼び出したい/sc:agent代替可 Claude Code標準のサブエージェント機能(用途別エージェントの呼び出し)で代替可能
リポジトリをインデックス化してコンテキストを最適化したい/sc:index-repo(/sc:index)独自機能 専用のインデックス生成コマンドはSuperClaude独自
状況に応じたコマンドを推奨してほしい/sc:recommend独自機能 SuperClaudeのコマンド体系に依存した機能のため代替なし
最適なMCPツールを選びたい/sc:select-tool代替可 Claude Codeは会話の文脈から利用可能なMCPツールを自動的に選ぶため、明示的な指定は基本不要
大規模タスクをEpic→Story→Taskに分解して並列実行したい/sc:spawn一部代替 サブエージェントによる並列実行自体は標準機能でも可能だが、Epic/Story/Task形式への分解はSuperClaude独自
セッション状態を保存・後で読み込みたい/sc:save/sc:load一部代替 Claude Code自体もセッションの継続機能を持つため用途は一部重複するが、明示的な保存・呼び出しの型はSuperClaude独自
利用可能な全コマンドを一覧表示したい/sc:sc代替可 /sc:helpや標準の/helpと役割が重複

3. 結局どう使い分ければいいか

上の表を眺めると、代替可バッジが全体の半分以上を占めていることがわかります。
これは前回記事で紹介した通り、SuperClaude開発チーム自身がSkills移行・Hooks活用・Plan Mode統合を「優先度の高い未対応課題」と認めていることとも整合的です。

  • 実装・テスト・改善・ドキュメント化など日常的な作業 → まず標準機能(会話・Plan Mode・Skills)で試す。ほとんどの場合これで十分
  • 複数視点でのレビュー・分析(spec-panel/business-panel)、専用のプロジェクト管理・推奨機能(pm/recommend) → SuperClaude独自の型がまだ強い領域。ここを使うために導入する価値がある
  • 「危険な操作を確実にブロックしたい」「編集後に必ずLintを走らせたい」 → コマンドではなくHooksの領域。SuperClaudeのコマンドでは代替できない

4. まとめ

  • SuperClaudeの全30コマンドは、日常的な開発作業(実装・テスト・改善・ドキュメント化など)の多くがClaude Code標準機能でも代替可能
  • 複数視点でのレビュー・分析や、専用のワークフロー・推奨機能はSuperClaude独自の強みとして残っている
  • 機械的に確実な制御(危険操作のブロック・自動Lint)はコマンドではなくHooksの領域なので、SuperClaudeを入れても解決しない

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