Visula Studio Code(VSCode)の拡張機能「SFTP」で、保存時自動アップロード(uploadOnSave)を設定した際、エラーになり自動的にファイルがアップロードされない時の対処法です。
結果から言うと、sftpのバージョン 1.16.3にバグがあるようで、バージョンを下げると解決します。
macOS : Ventura(13.4.1)
VSCode : ver. 1.81.1
sftp : ver. 1.16.3
現在の設定と現象
sftp.json
{ (省略) "uploadOnSave": true, (省略) }
- 以前は何の問題もなくファイル保存時に自動アップロードさえていたが、いつぞやかエラーになり自動アップロードされなくなった。
- 手動ではアップロードできる。
- エラーになるサイトとならないサイトがある。(Project Manager使用)
表示されるエラー
[info] [file-save] /Users/xxxxxx
[error] Error: Config Not Found. (file:///Users/xxxxxx)
[error] Error: Config Not Found. (file:///Users/xxxxxx)
解決法
VSCodeの拡張機能から、SFTPの歯車アイコンをクリックし、「別のバージョンをインストール…」をクリックする。
バージョンを1.16.1 に戻す。
拡張機能の自動更新を止める
今回のように意図的にバージョンダウンすると拡張機能の自動更新は止まるっぽいのですが、
意図せず自動的にバージョンアップされてしまう場合は、以下の方法で拡張機能の自動更新を止めることができます。
「拡張機能」→「自動更新拡張機能」→「なし」を選択する。
ただし、拡張機能を個別に設定はできませんので、そこは注意が必要です。
終わりに
今回は、SFTPのバージョン1.16.3のバグでしたが、今後のバージョンアップで解決されると思います(…と願っています)
バグが解消された際には、旧バージョンを使用し続けるのではなく、素直に最新のバージョンにに切り替え、「自動更新拡張機能」の設定もデフォルトの「全ての拡張機能」に変更した方が良いかと思います。
以上です。
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