2020年11月に発表された新macOS「Big Sur」。
20年ぶりのメジャーアップデートだけに今まで使用していたアプリがちゃんと動くかの心配もありましたが、Myマックは概ね快適に動作しています。
…が!
メーラー「Thunderbird」の動作が、すごく重くなりました。
感覚的には、前バージョンのmacOS「Catalina」より5〜10倍ほど遅くなった感じです。
ひとつひとつの動作が非常に重く、まるでメモリが4GのWindowマシンを使用している感覚です。
- macOS Big Sur(11.0.1)
- iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)
- CPU:i5/3.4GHz
- メモリ:64GB
- グラボ:Radeon Pro 570 4 GB
- Thunderbird 78.5.1(Big Surにすると遅くなったバージョン)
→84.0b2(このベータ版にしたら動作の重さは解決した)
動作が遅くなったThunderbirdの解決方法
Thunderbirdを以前のように快適なするには、以下の3案が考えられます。
結果から言うと、1と2の併用がベストと思います。
- Thunderbirdをβ版の最新バージョンにする。
- Thunderbirdの通常版のアップデートを待つ。
- macOSをダウングレードする。
①は、β版ということで若干の不安はありますが、動作の重さ問題はコレで解決しました。
(但し、画面左のフォルダを選択しても色反転しないという軽微な不具合はありました。)
②については、Big Surに最適化されたThunderbirdのリリースを「しばらくガマンして待つ」…ということです。
③の「macOSをダウングレードする」。
これについては、macOSを正常にダウングレードすることができれば元の快適なThunderbirdな状態に戻すことはできますが、おそらく近い将来BigSurでも不具合のない通常版Thunderbirdがリリースされることを考えると最適案ではないと思います。
但し、Thunderbirdだけの不具合でだけではなく、その他のアプリに致命的な不具合があるようであれば、いっそダウングレードしても良いかと思います。
(時間と手間が少々かりますが…。)
過去バージョンのmacOSダウンロード先については、以下の記事を参照ください。
Thunderbird ベータ版のダウンロード先
Thunderbirdのベータ版は、人柱的なこともある為にThunderbirdアプリ内でアップデートすることはできません。
ベータ版は、以下のサイトからダウンロード&インストールします。
(公式サイトです)

ページ最下部の「BETA版をダウンロード」から。
ページ上部の「無料ダウンロード」からだと通常版がダウンロードされます。
最後に
今回の例に限らずOSアップデートの際のアプリ不具合は、そこそこありますが、
Thunderbirdのようなメジャーアプリは最新OSのリリース時にはちゃんと動作するように調整しておいてほしいものです。
あと、ついで言うと、Thunderbirdにつていはバージョンアップごとにアドオン(プラグイン)が使えなくなることが多すぎるのもどうにかしてほしいです。
無料で使用させて頂いている立場なので贅沢は言えませんが。
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